エンジニア初心者の私がイベントに登壇する4つの理由

アウトプット

はじめまして。Webエンジニアになって1年のShoです。この記事では、「エンジニア初心者もしくはエンジニアになるために勉強中という方こそ積極的にイベントに登壇するべき!」ということをお伝えしようと思います。

私はWebエンジニアになって4ヶ月の頃に、Rubyの勉強会ではじめてライトニングトーク(以下:LT)をし、これまでに計6回登壇してきました。私の経験をもとに、私が考える「イベントで登壇することのメリット」「登壇するまでの流れ」「発表のコツ」などをまとめようと思います。

登壇のメリット

イベントで登壇することにはどんなメリットがあるでしょうか。私はこれまでの登壇経験から以下のようなメリットがあると考えています。

自分の知識を整理できる

みなさんは自分の知識や理解できたと思っていることを人にわかりやすく説明できますか?
登壇するということは「人に話す」ということです。人に話すためには当然ながら自分が話す内容を理解し、それを「言語化」する必要があります。
発表内容についてスライドにまとめていると、わかりやすい言葉が出てこなかったり、あれ?これはどういうことだっけ?という状況に陥ることがよくあります。理解したと思っていることでも、それを言語化しようとすると「実は理解できてない点」が浮き彫りになってくるのです。

理解したと思っていたことが理解できていなかったと気づくのは少しショックだったりもしますが、何が理解できていないのかがわかるというのはチャンスです。その点にフォーカスして改めて学び直し、言語化できるまで明確にしましょう。言語化までできればそれは「実は理解できていなかった点」も含め自分の知識が整理されたことの証明であり、アウトプットすることが可能となります。

知名度が上がる

登壇すると参加者全員に向けて自己紹介ができます。それも1度で、です。懇親会で話す人に毎回自己紹介する必要はありません。
もし発表が参加者の印象に残れば、Twitterでフォローしてくれたりすることも多いです。以前私が30人前後の勉強会で登壇した時は10人程フォロワーが増えました。
Twitterに発表スライドのURLを貼っておけば、フォロワーがリツイートしてくれることもあります。そうすると勉強会に参加していない人にも、スライドを通して自分を知ってもらうことができます。

フィードバックがもらえる

登壇で自分の考え、気づき、悩みなどについて発信できると、それに対してフィードバックをもらえるチャンスができます。
特にTwitterや懇親会などでフィードバックをいただくことが多く、「発表面白かったです」と言っていただき自信がつくこともあれば、「さっき発表していた内容は正確にはこういうことだよ」と間違いをご指摘いただき、自分が誤って解釈していたことに気づかされることもあります。新たな情報を得たり、悩みを解決するヒントが得られることも多いです。
登壇者はLTというアウトプットをしている分フィードバックを得られやすいという点は一般参加者にはない大きな利点です。

人脈を広げやすい

イベントが終わった後にはその場で懇親会を行うことが多いです。登壇者はすでに参加者に自分のことを知ってもらえているので、登壇していない人に比べ話しかけられやすいですし、話しかけやすいです。また、話すネタも発表を通して提供できているので、発表内容について掘り下げるような話もできるでしょう。
初対面の人と話すというのは私はあまり得意ではないので、LTをすることで自分からも周りからも話しやすい状況を作ることを意識しています。実際一般参加者として参加したときよりも登壇者として参加したときの方がより多くの人とお話できています。

登壇するまでの流れ

ここまで登壇することのメリットについてまとめてきました。では実際登壇するまでの流れはどんな感じなのか。あくまで私の場合についてですが、登壇に臨むまでの流れをお教えしたいと思います。

めぼしいイベントを見つけよう

イベントはたくさんあります。プログラミング言語、クラウド、流行りの技術に関するものなど、テーマは多種多様です。
登壇するイベントを選ぶときは以下のポイントを押さえておきましょう。

関心のあるテーマであること

自分が関心のあるテーマを扱っているイベントを選びましょう。仕事で扱う技術や、個人的に気になっていることでも良いです。関心のあるテーマであれば、自分の成長に繋がりますしモチベーションも続きやすいでしょう。

LT枠があること

どのイベントでもLT枠があるわけではありません。あらかじめ登壇者が決められているものもあります。
ちゃんとLT枠があることを確認しましょう。

初心者も歓迎していること

イベントで扱うテーマの初心者も歓迎していると、エンジニア経験が浅い人でも登壇しやすいでしょう。
イベントページなどを見て「初心者も歓迎」と書かれているものは積極的に参加しましょう。もし書いていなくても大抵のイベントは初心者も歓迎してくれています。もし不安なら一度一般参加者として参加してみてイベントの雰囲気を確認してみると良いでしょう。

LT枠でエントリーしよう

一般参加枠とLT枠(もしくは発表者枠)があるので、LT枠でエントリーしましょう。その時点では発表するネタが決まっていなくても構いません。もしエントリーの際に発表タイトルを書く必要がある場合は、(仮)などをつけて仮タイトルを書いておきましょう。

テーマを決め、掘り下げよう

テーマは自分が今困っていることや強く関心があるものにしましょう。イベントにエントリーしてからLTをするまでの期間にモチベーションが維持でき、自己成長できる内容であるのが理想です。例えば業務でRubyを使っていて、メタプログラミングの壁にぶつかっているのであれば、それをテーマにすると良いでしょう。仕事を進めるためにはそれを理解しなければなりませんし、理解できればRubyistとしても成長することができます。
テーマを決めたらそれについて学び、掘り下げていきましょう。掘り下げていく際に発表ネタを意識しすぎる必要はありません。ただし、掘り下げていく過程を記録しておきましょう。それが最終的にネタになります。つまづいたり困ったりしたらそれはチャンスです。どんなことにつまづき、どうやって解決したのかを記録しておいて、それを発表内容に盛り込みましょう。

発表スライドを作成しよう

スライドはシンプルが一番です。スライド1枚に一言などでも良いぐらいです。
ポイントだけ箇条書きにして、話をメインにしましょう。スライドを読んでもらうのではなく、自分の話を聞いてもらいましょう。

リハーサルしよう

リハーサルして時間配分を把握しておきましょう。エンジニアの見積もりはあてになりません。実際、10分に収まると思っていたものがリハーサルしてみるとその倍以上かかってしまったことがあります。測定できるものはちゃんと測定しておきましょう。
また、客観的に見てわかりやすいか、学びや気づきが得られそうかを確認しましょう。自身はスライドを作る過程を知っているのでスライドの内容の背景がわかりますが、発表を聴く人にとってはスライドと登壇者の話しが全てです。自分だけでなく他の人に伝わる内容になっているかはとても大事です。可能であれば友人や同僚にリハーサルを聴いてもらい、フィードバックをもらっておくと良いでしょう。

以上、登壇するまでの流れについてまとめてみました。どうでしょう、登壇してみようと思ってきましたか?

登壇には興味があるけどなかなか踏み出せない方へ

とは言ってもエンジニア初心者がイベントで登壇するのはやはりハードルが高いという人も多いですよね。そんな方々の心の声に答えようと思います。

発表ネタができてからエントリーします

エントリーを先にしてしまいましょう!
強制的に期日を設けて自分を追い込むことで、モチベーションの維持と成長速度アップにつながります。

ネタがありません!

登壇するとなると「参加者に有益な内容でなければ」と考える人が多いと思います。もちろんそれは間違いではないですが、初心者のうちはそこまで気にしなくてもいいと私は思います。回数を重ねるにつれて、エンジニアとしての経験を積むにつれて、より有益な情報を発信できるようになっていけば良いと思います。
そして繰り返しますが、ネタはなんでも良いのです。困ったことや失敗したことの方が、成功したキラキラ話よりも盛り上がります。自分が困っていることは他の人も困っている可能性が高いです。

資料作るの大変そう…

初めは時間がかかるかもしれません。私も最初の頃はスライド作成だけで3,4日かかりました。ですが、今では2時間程度で作れるようになりました。
先にも述べたようにスライドはシンプルが一番。凝る必要はありません。フォントやイラストや色合いなどは見にくいものでなければなんだっていいです。そこに時間をかけるぐらいなら話す内容についてブラッシュアップしていきましょう。

さいごに

イベントで登壇することは自分の「技術資産」と「人的資産」を増やすことができる効率的な手段です。注意したいのは、登壇すること自体を目的にしないことです。発表する内容は自分にとって意味のある内容になっているか、イベントではちゃんと人脈を広げる行動をとっているか、ということはしっかりと意識してもらいたいです。

この記事を読んでイベントで登壇することに興味を持ち、そして実際にLTにチャレンジする人が1人でも多く現れたら幸いです。


自己紹介

SIerで上流SEとして7年半働いた後、Web系自社開発企業のバックエンドエンジニアへジョブチェンジ。Webサービスのマイクロサービス化をおこなっています。最近はGraphQLやgRPCに関心があります。

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