え?これ本当?自社開発企業で働いていたエンジニアがその実態をお話します

え?これ本当?自社開発企業で働いていたエンジニアがその実態をお話します キャリア

今回は自社開発の会社で3年間エンジニアとして働いた私の経験をもとに、自社開発の会社に入社するメリット・デメリットをまとめました。人それぞれありますが、自社開発、受託開発どちらで働くほうがよいかはエンジニアにとって永遠の課題であり、一旦は自分の中で結論を出したいと思っているところです。

本記事では自社開発企業で働いていた経験から、自社開発企業の実態を余すことなく暴露していきます。「え?これ本当?」と驚くことも多々あるかもしれません。特に受託開発の会社で働いている方はあまりの文化の違いにびっくりすることと思います。

最後には自社開発、受託開発どちらで働くのが今の自分にとって良いか結論を出したいと思います。これから自社開発の会社に入社しようと思っている方はぜひ参考にしてくださいね。

自社開発企業と受託開発企業の違い

まず自社開発と受託開発の違いは何なのか、一般的な『定義』を見ていきましょう。それぞれ以下のような意味となっていますね。

  • 自社開発……自社のアプリケーションなどを開発して販売する
  • 受託開発……他社からアプリケーションなどの開発を依頼され、それを開発する

これからIT企業を目指そうとしている人は最低限この違いは覚えておいた方が良いです。なお、どちらか片方だけでなく両方ともを平行して行っている企業も多いです。私が勤めていた会社は自社開発1本でいっていました。

自社開発の会社に入社した経験

自社開発の会社がどういったところなのかお伝えしようと思います。もしかしたら、みなさんの想像とだいぶ異なるかもしれません。

電話を取る機会がほとんどなかった

自分は新人なのにも関わらず電話を取る機会がほとんどありませんでした。そもそも、電話がかかってこなかったです。かかってきても営業か経理宛てに来るぐらいでした。エンジニア相手に電話する人はいなかったです。

自社開発の場合、エンジニアが他の企業と直接やりとりをする機会はほぼありません。ですので、エンジニアはビジネスマナーなどを学ぶ必要はほとんどありませんでした。電話だけでなく対面する機会も全くなかったので、本当に必要がなかったのです。

私は『名刺交換』というものも1回もしたことがないです。これって結構すごいことですよね。退職した今も名刺の交換方法がよく分かっていないです…。

会社で使う技術以外をみんなほとんど知らない

その会社で使っている技術に関しては先輩のエンジニアの方々はかなり詳しく、特に20年以上勤めているベテランのエンジニアの場合、会社のシステムをほとんど把握していました。わからないことがあれば先輩に聞けばたいたい解決しましたし、とても頼りになりました。

その一方、会社で使わない技術に関してはほとんどみんな知らない状況でした。衝撃的だったのは、あるベテランの先輩がxamppを知らなかったこと。xamppとはアプリケーション実行に必要なソフトがパッケージになっているもので、初学者でも知っているものです。「いくら会社で使わないとはいえ、それぐらいは……」と思いました笑。このように、自社開発企業のエンジニアは「狭く深く」技術を極めている、ということが言えると思います。

ユーザーからのフィードバックがどんどん来る

BtoCの自社開発企業でしたのでユーザーは一般の方々でした。毎日メールボックスにはユーザーから「ここをもっとこうして!」というフィードバックが次から次へ来ます。開発の部署はフィードバックを元に、アプリの改善点を見いださなければなりません。改善点がわかればすぐにソースコードを修正していかないといけないのです。これはかなり大変なことではありました。修正が多すぎて、最初のものと全く違うものと化していたことも……。その反面ユーザーと近い距離で働けるというのはやりがいも強く、これが理由で自社開発で働いている人も多かったです。

自社開発の会社に入社するメリット

自社開発の会社に転職するメリットは、スキルを蓄積しやすいことです。ベテランになるほどスキルが蓄積され、会社にとって役に立つ人材になれます。役に立つ人材になれば給与もアップ。私が勤めていた会社の場合「エキスパート制度」なるものがあり、優秀な技術を持っている人は手当が貰えました。1つの会社でずっと働きたいなら、自社開発の企業に勤めるのがいいのかなと思っています。

自社開発の会社に入社するデメリット

デメリットとしては、その会社でしか通用しない人材になりやすいことでしょうか。つまり、転職や独立が難しくなる可能性があります。私の会社ではフレームワークを扱っておらず素のPHPでコードを書いていました。LaravelやCakePHPといった有名なフレームワークも全然知らない人が多かったです。これは転職・独立する上で不利になるところですよね。

また自社開発の会社で働くと外部の会社とやり取りをする機会がないため、基本的なビジネスマナーすら身につきません。将来転職したい・独立したい、という方には自社開発は向かないと言えるでしょう。

まとめ

本記事では自社開発の会社について解説しました。まとめると自社開発、受託開発どちらで働くのがよいかについての条件分けは以下のようになります。

  • 転職や独立を考えておらず、1つの会社に長く勤めたい⇒自社開発
  • 転職をどんどんしてキャリアアップしたい。将来独立をしたい⇒受託開発

自社開発の会社に入社することには良い点・悪い点ありまして、大事なのは「自分のキャリアプランに自社開発企業での働き方が合っているか」です。自分がどういう人生を歩んでいきたいかを分析して、自社開発企業で働くか受託開発企業で働くか考えてみるのが重要です。自分の望む将来へ近づくために、今どのような決断をしたほうがいいのか、そもそもどのようなキャリアを選ぶのか、改めて考えてみてはいかがでしょうか。


自己紹介

自社開発のIT企業でプログラマーとして3年間勤務。独立後はIT系の記事を中心にwebライターとして活動。プログラミングの始め方や上達方法、IT企業の実態などについて情報を発信。

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