アフターコロナをどう生きるか、過去の経済危機を振り返る

アフターコロナをどう生きるか-過去の経済危機を振り返る 仕事観

子育てエンジニアのyujiです。
2020年4月13日現在、新型コロナウィルスの猛威はおさまるところを知らず、今後の社会経済への影響が心配ですよね。2020年の今までも歴史を振り返れば世界的に経済的な危機は何度も起こってきました。今回のコロナショックが経済にどれほどの影響を与えるか計り知れません。しかし、ただ怯えるだけでなく、これまでの不況から何か得られることはないかと思っています。今回は私が体験してきた社会の経済的危機について振り返ってみたいと思います。

私は前職は広告代理店で約10年営業をしていました。現在36歳で都内のシステム会社で社内SEをしています(※私のこれまでの詳しい経歴はこちらの記事でご確認ください)。営業をしていた私から見たこれまでの社会の経済的苦境をまとめました。

2008年リーマンショック

リーマンショックには、前職の広告代理店で東京へ異動になった際に出くわしました。私自身まだまだわけもわからず仕事をしていた時期です。リーマンショックは広告業界にも大きな影響を及ぼしました。その時には年間の売上げが億単位で前年比大幅マイナスとなりました。

特に印象に残っている出来事としては、営業先の大手代理店へ様子伺い(特に用事がなくても取引先に挨拶がてら伺うこと)に行った際のことが思い出されます。私たちとやり取りをしていたその会社の担当者がリストラを受け、まさにPCで必死に求人検索をしていました。年齢は40代中ごろでしょうか。会社を訪れた私たちには見向きもせず、一心不乱に検索をしていた姿を今でもはっきりと覚えています。恐らく家庭も持っていらっしゃったでしょうし、その後の話も全く聞かなかったので、違う業種で活躍されていることを願うばかりです。
当時、私は20代前半でしたが、先が見えない状況や上記の担当者の姿を見て明日は我が身だと肝に銘じました。

2011年 東日本大震災

これも前職の広告代理店の時に出くわしました。私が在籍していた広告代理店は、CMやWEB広告は一切取り扱わず、交通広告といって電車の中の中吊や駅に貼るポスターの枠を関西エリアを中心に販売している会社でした。そのため、当初は東日本大震災の影響をそれほど大きなことだと考えておらず、関西エリアの広告にまでは影響しないだろうと思っていました(あくまで経済のことです。亡くなったたくさんの方、倒壊した建物、被災した方々の映像を見て心を痛めていました)。

しかし、この交通広告の大手クライアントは、東京を中心として次に関西、名古屋への出稿という流れで仕事を行なっていました。そのため、東京で出稿していない広告を他エリアで掲出することはできなかったのです。当時の交通広告は大手広告主が人気の高い広告枠を長期で押さえていたのですが、自粛ムードが流れ、そんなムードの中、広告なんて掲出していられないということになり、人気の長期枠から一斉に広告主が撤退を始めました。

東京でそういった撤退が始まるわけですから、すぐに関西エリアでも撤退が始まりました。ただ東京は緊急事態ですので、枠を扱っている電鉄も臨機応変に対応していましたが、直接的に被害のない関西エリアではそうもいきません。電鉄側も長期枠ということで売り上げ計算済みであるものが、いきなりなくなるのですから抵抗もされました。

とは言っても、東日本大震災の時は、電力問題などが影響して商品が生産できないということも起こっていましたので、最終的には電鉄側が折れた格好になりました。覚えている方もいるかもしれませんが、電車のドアの横にある広告スペースに軒並み電鉄の社告が掲出されていました。それはつまり他の広告主がいない「空き」を意味しています。

また、当時の交通広告業界にはデジタルサイネージという媒体が登場したばかりでした。今ではあらゆる駅で見かけると思いますが、映像を流すことのできる媒体です。デジタルサイネージを動かしているのは電気ですので、輝度を落として掲出することになりました。輝度を落としているので見栄えが良いわけがなく、クライアントからいろいろと苦情を受けたことを覚えています。

この時も売り上げは大きく落ち、リーマンショックから立ち直ろうとしていた矢先のことで、営業として苦境にも関わらず、売り上げを追っかけなくてはいけないことは非常に辛かったです。

歴史に残る不況を経験して

上に挙げた2つの出来事は日本の経済史では、必ず語られる経済的危機です。その2つを社会人として経験し、非常に苦しかったですが、いつかどこかで誰かのためになればと思います。
過去の不況の際、どうやって乗り切ったのかというのは、苦しい状況から抜け出す道筋にもなるのではないかと思います。今回のコロナウィルスによってどこまで経済に影響するのかは、ワクチンが開発されていない以上、誰にもわからないと思います。

私も子どもを育てている身、子どもが大きく育った未来の社会が心配なこともあります。しかし、これまでも2つの大きな苦境を何とか乗り越えたのですから、今後始まるであろうアフターコロナをどう生き抜いていくか、不安に押しつぶされることなく、情報の取捨選択をしながら考えたいと思います。

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