モダンなWeb系自社開発企業への転職を成功させるためのロードマップ(3:外部発信)

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QiitaおよびTwitterアカウントを開設する

Qiita(キータ)は、IT業界では非常に有名な技術ブログサービスです。多くのエンジニアがQiitaを使って様々な技術記事を公開しています。

実務未経験者の採用活動において「技術情報を頻繁にアウトプットしているかどうか」をチェックするWeb系自社開発企業は多いため、Web系エンジニアを目指すのであれば、なるべく早めにQiitaにアカウントを作成して、学習内容をアウトプットしていく習慣をつけましょう。(自社開発企業での採用面接においてQiitaでのアウトプット量が高く評価されたという方はかなり多いです)

記事の投稿頻度は月に数本程度(週に1本程度)で問題ありません。内容も初歩的なもので十分です。

具体的には、例えばこの後で紹介する「基本情報処理技術者」の参考書に登場する、コンピュータサイエンスの各分野(「コンピュータの5大装置」「n進数」「ビットとバイト」「文字コード」「データベース」「ネットワーク」など)で学習した内容のまとめ記事、HTMLやCSSやJavaScriptやRubyの主要な文法の自分用メモ的な記事、RailsやAWSを使ってポートフォリオを作成する際に発生した問題やその解消方法について説明した記事などでよいでしょう。

高度な内容の記事を書こうとすると心理的ハードルが無駄に高くなってしまうので、いいね数(Qiitaの場合はLGTM数)は気にせず、記事の執筆にはあまり時間を使い過ぎず、自分用のメモ的な感じで気軽に投稿していきましょう。

また、Twitterでのアウトプットをチェックする企業も多いため、まだTwitterアカウントを持っていない人は早めに作成して、こちらでも日々の学びを投稿していくとよいでしょう。転職活動時に企業側に好印象を与えられる可能性が高まりますし、モチベーション維持にも有効です。

Web系エンジニアへのジョブチェンジを目指して学習中の方たちは、「#今日の積み上げ」や「#駆け出しエンジニアと繋がりたい」というTwitterのハッシュタグを使っている場合が多いので、これを付加しておくと「いいね」や「フォロー」をしてもらえる可能性が高まりますので使ってみるとよいでしょう。

ただしこのタグは、MLMビジネスや怪しい情報商材の関係者、あるいは怪しいプログラミングスクール関係者等もチェックしているため、変なDM(ダイレクトメッセージ)が届くことがありますので注意しましょう。(まだエンジニアになれていない人にわざわざDMを送ってくる人は、何らかの下心を持っている可能性が非常に高いと考えた方が賢明です)

既に個人用のTwitterアカウントを持っている人はそのままそれを使っても問題ありませんが、人間性を疑われるようなツイートを発見されて評価を大きく下げられてしまう可能性もありますので、発言内容には十分に注意する必要があります。心配な場合はプログラミング学習専用のアカウントを作った方がよいでしょう。

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