モダンなWeb系自社開発企業への転職を成功させるためのロードマップ(6:転職活動)

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適切な転職活動をおこなう

ポートフォリオが一応完成し、当サロンのポートフォリオレビューで十分な高評価を得られたら、転職活動に入っていきましょう。

転職活動は「Wantedlyに登録して良質なプロフィールを作成する」→「履歴書と業務経歴書を作成する」→「サロン内でレビューを受けてWantedlyプロフィールと履歴書と業務経歴書を改善する」→「自己PRや志望動機の作成、および面接での頻出質問への回答を考える」→「サロン内で模擬面接を受ける」→「応募先となる自社開発企業をリストアップする」→「エントリーする」→「面接で感じた問題点を改善していく」→「複数の内定を得る」→「企業を選択する」というような順序でよいでしょう。

Wantedlyに登録する

Wantedlyは、小規模なWeb系スタートアップ系企業が多数利用している求人サービスです。実務未経験からのWeb系自社開発企業への転職においては、エンジニアの数が数名〜数十名程度の小規模企業が主なターゲットになりますが、そういった企業の多くはWantedlyを利用していますので、このサービスを使用することで効率的な転職活動が可能になります。

(他に「Green」というサービスもWeb系自社開発企業の求人が多数掲載されていますが、Wantedlyが定額制であるのに対しGreenは成功報酬型のため、実務未経験者の採用チャネルとしてはあまり活用されていないようです)

また、Wantedlyを使って転職活動を開始する際には、Wantedlyの料金プランを「Wantedlyプレミアム」にアップグレードしておきましょう。有料サービス(月額2,980円)になりますが、企業にエントリーする際に独自メッセージを添付することが可能になるため、他の応募者との差別化が非常にやりやすくなる&返信率の向上が期待できます。

Wantedlyで登録するプロフィールは非常に重要です。プロフィールの目的は自社開発企業側に「この人と会ってみたい」と思ってもらうことなので、それを前提にして、どういう内容にするかしっかり考えましょう。

プロフィールの形式に特定のルールはありませんが、「簡単な自己紹介(一部の学歴や一部の職歴を含む)」「エンジニアになりたいと思った理由」「将来はどんなエンジニアになりたいか」「ポートフォリオの紹介(本体とGitHubリポジトリのURLを含む)」「自分の強み(具体例やストーリーを含む)」「自走能力の高さのアピールとそれを証明するエピソード」「チームや組織への貢献意識の高さのアピールとそれを証明するエピソード」「困難を乗り越えられることのアピールとそれを証明するエピソード」等を、分かりやすく簡潔に記述するとよいでしょう。

皆さんもそうだと思いますが、多くの人が「この人と一緒に働きたい」と思うのは、「人間性が良い人」「チームや組織への貢献意欲が高い人」「素直な人」「長く働いてくれそうな人」「自走能力が高い人」「困難にもくじけずに頑張れる人」「地頭が良い人」「Giverな人」といったあたりになります。そのため、こういった要素を企業側に感じてもらえるようなプロフィールにすることを強く意識しましょう。

ちなみに、自社開発企業の採用担当者さんがおっしゃっていましたが、「実務未経験からの転職組の方には、当初は色々なドキュメント作成作業を任せることも多いので、文章能力が低いことはかなり大きなマイナスポイントになる」とのことです。誤字脱字はもちろんのこと、稚拙な文法ミスをしないように注意しましょう。

文章力に不安がある方は、下記のような本でざっと学習してみるとよいでしょう。

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また、プロフィールに関してはしっかり下まで読んでもらえない場合が圧倒的に多いので、「重要なことはできるだけ上の方に書く」ことを意識しましょう。

プロフィール写真もなるべく笑顔で明るく朗らかな印象のものを使いましょう。証明写真やスナップ写真よりも、撮影スタジオ等でビジネスプロフィール用の写真を撮ってもらうのがお薦めです。「人は見た目が9割」というように、暗い顔やしかめ面の写真だと「この人と一緒に働きたい」と思ってもらう上では非常に不利になってしまいます。

また、「○○プログラミングスクールでプログラミングを学習」とか、あるいは当サロンで学習したといった経歴は、プロフィールでは絶対に書いてはいけません。プログラミングスクールのカリキュラム内で作成した低レベルなポートフォリオを使ってエントリーしてくる応募者が多数存在するため、「○○プログラミングスクール卒」のようなことを書いてしまうと、その人達と同様な低質な応募者という第一印象を抱かせてしまい非常に損です。面接等で聞かれない限り、こちらからは伝えない方が賢明です。

当サロンで学習した皆さんも、面接等で「どのようにプログラミングを勉強したのですか?」と質問されたら、「オンラインのメンタリングサービスを活用しました」と答える程度に留めて、しつこく質問されない限り、具体的なコミュニティ名やサロン名は出さない方がよいでしょう。

いずれにしても、プロフィールに関しては、ポートフォリオと同様に「マイナス評価されてしまいそうな問題点を一切残さない」ことを重視して、徹底的に推敲して何度も書き直しましょう。

プロフィールが一通り完成したら、当サロンのメンターさんにレビューを受けて、フィードバックを元にしてしっかり改善しておきましょう。

履歴書と業務経歴書を作成する

Wantedlyの「カジュアル面談」の段階においては、履歴書と業務経歴書の提出を求められることはあまりないと思いますが、それ以降の面談や、あるいは企業のホームページから直接応募する際には履歴書や業務経歴書の提出が必須になる場合が多いので、この段階でしっかりした書類を作成しておきましょう。

どういう内容にするかは皆さんの自由ですが、Wantedlyのプロフィール作成時と同様な注意事項をしっかり意識しましょう。自己PRやエンジニアを目指している理由等、履歴や業務経歴以外のほとんどの内容はWantedlyのプロフィールと同様で問題ないでしょう。

業務経歴の部分では、その業務において自分がどのようにチームや組織に貢献したのかをしっかり書いておきましょう。

履歴書と業務経歴書のフォーマットに関しては特にルールはありませんが、私が普段使用しているテンプレートを下記に添付しておきますので、参考にしてみてください。

こちらも、完成後は当サロンのメンターさんにレビューを受けて、フィードバックを元にしてしっかり改善しておきましょう。

面接対策をおこなう

ハイレベルなポートフォリオ、そして適切なプロフィールや履歴書を作成して、せっかく書類選考を突破したにも関わらず、面接で失敗してしまう人は非常に多いです。良質なポートフォリオを作り切ったことで満足したり燃え尽きたりせずに、面接に対して十分な準備をしていきましょう。

特に、下記のような頻出質問に対しては、回答をしっかり考えて、いつ聞かれてもスラスラと話せるように練習しておきましょう。

・自己紹介をしてください
・なぜエンジニアになりたいのですか
・将来のキャリアプランを教えてください
・前職をお辞めになった(お辞めになる)理由を教えてください
・今までのお仕事で最も苦労した時(大きな失敗をした時)のエピソードを教えてください
・あなたの長所と短所(強みと弱み)について教えてください
・ポートフォリオはなぜこのテーマを選択されたのですか
・ポートフォリオでこの機能を実装した理由を教えてください
・ポートフォリオでこの技術を選択した理由を教えてください
・普段からスキルアップのために心がけていることはありますか
・なぜ弊社にご興味を持たれたのですか
・弊社のサービスのどういった点にご興味を持たれましたか
・弊社の事業にどのようにご貢献頂けますでしょうか
・最後になにかご質問はございますか

回答を考える上で念頭に置くべきことは、Wantedlyのプロフィール作成時と同じです。企業側は「この人と一緒に働きたい」と思える人を探しているので、「人間性が良い」「チームや組織への貢献意欲が高い」「素直」「長く働いてくれそう」「自走能力が高い」「困難にもくじけずに頑張れる」と思ってもらえるような回答をしっかり考えていきましょう。

頻出質問や回答例に関しては下記の動画でも解説していますので参考にしてみてください。

業務未経験のWeb系エンジニア志望者が面接で聞かれる頻出質問とその対策

面接時の注意事項に関しては下記の記事等を参考にして頂ければと思いますが、「長々と一方的に喋らない」「前職や誰かの悪口や愚痴を絶対に言わない」「自分の技術力の向上やキャリアプランの実現だけを重視しているような姿勢を絶対に見せない」「企業ホームページ等で調べればすぐ分かるような質問は絶対にしない」「技術環境や福利厚生に関する質問はなるべく避ける(内定を獲得してから聞けばよい)」という辺りは特に注意しましょう。

面接対策まとめ|よくある質問の回答例、準備~面接後のやりとり・流れ
【それってマイナス印象かも】面接マナーで私が不採用を決めたワケ|受付・入室・退室・面接対策
面接でNGな逆質問例|現役面接官がグッときた&アピールにつながる質問例も

ちなみに、新型コロナウイルスの影響で最近の面接はほとんどがオンラインですが、この場合「カンペ」を使うことが可能です。(実際に使っている方も増えているようです)

カンペは不正行為ではありませんので、明示的に禁止されていなければ使っても問題ありませんし、うまく活用できれば非常に効果的だとは思いますが、頻出質問への回答はしっかり練習すれば暗記できてしまうものですし、カンペを使っているということで変に緊張してしまうと逆効果なので、使わないで済むならその方が望ましいでしょう。

頻出質問への回答例をしっかり検討して、スラスラと話せるようになったら、当サロンの模擬面接サービスを活用して、面接の練習をしておくとよいでしょう。

エントリーする

プロフィールや履歴書の作成、および面接対策が完了したら、企業へのエントリーを開始しましょう。

エンジニア求人をおこなっているWeb系自社開発企業を効率よく検索するプラットフォームとしては、小規模スタートアップ企業が多数利用しているWantedlyが最適です。Wantedlyの画面左側のキーワード検索機能で「Rails」という文字列で検索し、さらに「新着」順でソートして、求人を一つ一つチェックして、応募先の企業をリストアップしていきましょう。基本的には「新着」で上の方に来る企業ほど採用意欲が高い場合が多いです。

(当サロンのプレミアムプランのサービスとして、Railsを使用している自社開発企業のWantedlyの企業URLリストを後日提供する予定です)

このリストアップ作業の中で、「第一志望」「第二志望」「滑り止め」の企業を明確に区別して分類しておきましょう。新卒時の就職活動を経験したことがある方は分かると思いますが、まずは滑り止めの企業からエントリーして「転職活動慣れ」および「面接慣れ」した上で、志望度の高い企業にエントリーしていく方が好結果に繋がる可能性が高くなりますし、滑り止め企業から一つでも内定を得ていると、心理的な余裕が出るので転職活動全般に良い影響が出る場合が多いです。

またこの際、滑り止めの企業に関しては「Web受託系企業」もターゲットに含めてしまってよいでしょう。SESと同様に「案件ガチャ」のリスクはありますが、SESと比較すると技術レベルが高い場合が多く、しっかりした開発経験が積める可能性も十分にあるので、滑り止めとしては適切です。

注意事項ですが、実務未経験者を積極的に募集している企業は応募先の候補からは外しましょう。何度も申し上げている通り、Web系自社開発企業が求めているのは「実務経験豊富なエンジニア」であり、そういう人が中々採用できないために実務未経験者にも門戸を開いているだけなので、募集要項でわざわざ「実務未経験者歓迎」という表記をすることはありません。(「歓迎」ではなく「実務未経験の場合はポートフォリオ必須」という程度の内容であれば問題ないでしょう)

また、募集要項には「自社サービスの開発に携われます」的なことを書いておきながら、実態はほぼSES系企業というような会社も存在しますので、そういった「撒き餌」的な募集要項には十分に注意して、その企業の主要事業が本当に自社開発なのかどうかはしっかりチェックしましょう。

また、メガベンチャーに転職したいという方もいらっしゃると思いますが、メガベンチャーの未経験エンジニア枠は「有名理系大学の新卒」でほぼ占有されてしまうため、実務未経験からのその枠での転職を成功させるのはほぼ不可能であり、また中途エンジニア枠は基本的に経験者以外は対象にならないので、こちらは諦める方が賢明です。経験を積んでからチャレンジしましょう。

(とてつもなくハイレベルなポートフォリオを独力で作りきって「経験者よりも遥かにスキルが高い」と判断されれば、中途枠でのメガベンチャー入社も可能だとは思います。ですが、実務未経験者がそのレベルのポートフォリオを完成させるには数年程度必要になってしまう可能性がありますので、小規模でもモダンな自社開発企業への転職を成功させて、そこで経験を積んでから改めてチャレンジする方が効率的です)

リストアップが完了したら、Wantedlyでまずは「滑り止め企業」からエントリーを開始しましょう。この際は「Wantedlyプレミアム」のサービスを活用して、応募する企業に対しては、必ず何らかのメッセージを添付しましょう。返信率が相当違ってくると思います。(メッセージの内容は必ず企業ごとにカスタマイズしましょう)

ハイレベルなポートフォリオを作り切って、さらにWantedlyのポートフォリオもしっかりした内容になっていれば、滑り止め企業からは高確率でいくつか返信があると思いますので、「面接のトレーニング」のつもりでどんどん面接を受けて、可能であればいくつか内定を貰っておきましょう。

面接に十分に慣れたら、第二志望の企業と第一志望の企業にもWantedlyでエントリーを開始しましょう。この際も必ずWantedlyプレミアムを活用してメッセージを添付するようにしましょう。

(Web系自社開発企業は人気が高いので、企業によっては毎日数件〜数十件の実務未経験者からの応募があります。その中で目に留まるためには、ハイレベルなポートフォリオと洗練されたプロフィールは当然として、メッセージも十分に工夫する必要がありますので、志望度の高い企業に応募する際は、添付するメッセージも手を抜かないようにしましょう)

この段階で十分な返信があり、第一志望の企業に内定が決定すればそれで問題ありませんが、目当ての企業から中々返信がもらえない場合は、「企業ホームページからの直接応募」をやってみるとよいでしょう。

「Wantedlyからの応募のチェックは現場のエンジニア」「企業ホームページからの応募のチェックは人事採用担当者」のように、求人チャネルによってエントリーをチェックする担当者が異なるケースはかなり多いです。担当者との相性によって書類選考の通過率は大きく異なるので、Wantedlyだけに頼る必要はありません。

企業ホームページからのエントリーでも中々返信が貰えない場合は、Wantedlyの求人の企業ページ等を活用して、その企業の「中の人」のエンジニアのTwitterアカウントを特定して、Twitterで直接DMを送信するという手法も有効です。(この方は採用担当者でなくても全く問題ありません)

当サロンの先輩の中には、Twitterで「自社開発企業の中の人」に直接DMして、50%程度の方から返信を頂いたという方もいらっしゃいますので、Wantedlyや企業ホームページからの応募の返信率が低い人は、この手法を活用してみるとよいでしょう。(ちなみにその方は、「中の人」のTwitterアカウントの普段のツイートをチェックして、その内容をDMに織り込んでカスタマイズするというようなことまでやっておられたようです)

また、上記の一連の作業をやっても中々内定をもらえないという方は、Wantedlyで「Rails」ではなく「Django」や「Laravel」等の、他の動的型付け言語のWebフレームワーク名で検索をおこなってみてもよいでしょう。

当サロンがポートフォリオの作成にRubyとRailsを選択することを推奨しているのは、既に解説した通り「現時点ではモダンなWeb系自社開発企業への転職可能性が最も高くなる組み合わせである考えられるため」ですが、ポートフォリオがRubyとRailsで作られていてもRubyとRailsを使っている企業でないと合格できないというわけではありません

もちろん「その企業が使っている言語とWebフレームワークをポートフォリオで使用しておいた方が合格確率は当然高くなる」わけですが、PythonとDjango、あるいはPHPとLaravelを使っている企業であっても、「RubyとRailsでこれだけのレベルのポートフォリオを作れるならば、○○と○○もすぐに覚えられそうですね」という風に評価してもらえる可能性は十分にあるので、RubyとRails以外の技術を使っている企業さんをエントリー候補に含めてしまっても全く問題ありません。

そもそもRuby自体は、世界的なトレンドとしては右肩下がりの言語なので、長く使い続ける意味はありません。十分にモダンなWeb系自社開発企業に潜り込めるのであれば、企業の使っている言語がPythonでもPHPでもNode.jsでも大きな問題はありませんので、なかなか内定をもらえないという方はRubyやRails以外のの言語やWebフレームワークを使用している企業にも対象を広げてみましょう。

また、応募先企業の所在地に関してですが、引っ越し等を苦にしない方であれば、ご自身の現在の居住地にはこだわらず、遠方(地方在住者の方であれば東京、逆に東京在住者の方であれば地方)の企業にもエントリーしてしまってよいでしょう。(特に地方は自社開発企業の数が圧倒的に少ないので、東京での就業を選択肢に含めた方がよいと思います)

エントリー数に関してですが、「数百社程度の応募は普通」と考えましょう。コロナウイルスの影響により自社開発企業側が実務未経験者の採用を厳選し始めて以降は、100社応募しても面接に辿り着けないようなことも珍しくありません。この節で説明したような多様な応募チャネルを活用して、内定をもらえるまで粘り続けることが必要です。

また、30代後半以降の方は、いきなり正社員で自社開発企業に転職するのは非常に厳しいので、業務委託や契約社員やアルバイトといった契約形態でも結構ですということを、応募時のメッセージには必ず併記しておきましょう。

面接を受ける

面接に関して必ず遵守すべきなのは、前の節でもご説明した通り「志望度の高い企業の前に滑り止めの企業でしっかり練習しておく」です。

面接は「場数」で上達していくものですし、色々と細かい失敗をしながら「この質問への回答を考えておくべきだった」「話がちょっと長くなってしまった」「余計なことを言ってしまった」「リラックスし過ぎてちょと態度が悪くなってしまった」等の反省をすることで、徐々にうまくなっていくものなので、まだ慣れていない段階で志望度の高い企業さんの面接を受けたりすることがないように気をつけましょう。

面接時の注意事項である「なるべく相手の目を見て話す(キョロキョロし過ぎると挙動不審に思われる)」「正しい敬語を使う」「適切な声量で話す(声の小さすぎる人が多い)」等を、面接の前に全部頭に入れておこうとしても本番では中々できるものではないですし、ここら辺はやはり「体で覚えていく」ものなので、志望度の高い企業さんの前に最低でも数社程度は面接を経験しておきましょう。

面接がどうもうまくいかない、手応えがないという方は、何が問題なのかを見極めるために、当サロンの模擬面接サービスを再度活用してみるとよいでしょう。

転職先を選択する

ご年齢も若くて、ハイレベルなポートフォリオを作り切って、洗練されたプロフィールや履歴書を作成して、十分な面接対策をして適切な手順と方法で転職活動をおこなった方であれば、最終的には複数の企業さんから内定をもらうことができます。

この際に、どの企業を選択するかで悩まれる方が非常に多いのですが、この場合は「重視する項目」を書き出して、それらの項目にポイントを付けて、それぞれの企業を比較してみるとよいでしょう。

例えば「技術的に効率よく成長できる環境か」「先輩方の技術レベルは高いか」「心理的安全性は十分に守られていそうか」など、ご自身が重視する項目を5〜10個程度考えて、それらのポイント数を比較してみれば、どの企業が自分にとって適しているかを判断する目安になると思います。

これは個人的見解ですが、基本的には「最も効率よくスキルアップできそうな企業」を選んでおいた方が無難だと思います。モダンな技術さえ身につけば後はなんとでもなりますし、選択肢が広がりやすくなるので、「給与」とか「家から通いやすい」等の条件は、最初の転職ではあまり気にしない方がよいでしょう。(十分なスキルと経験を獲得できれば、より良い条件の企業にいくらでも転職可能になります)

また、小規模スタートアップ企業さんの場合は、その企業さんのサービスやプロダクトに十分なユーザー数やアクセス数があるのかということも、可能であればしっかり確認しておいた方がよいでしょう。

経営陣の自己資金で運営されている場合でも、VC(ベンチャーキャピタル)等からの資金調達で運営されている場合でも、資金がショートしてしまうと事業が継続できなくなるので、そういったリスクがなるべく小さい企業を選択した方が無難です。(ただし資金面に不安がある状態ならそもそも求人はおこなっていないはずなので、あまり神経質にならなくてもよいかもしれませんが)

迷った場合は、サロン内でメンターの方や先輩の皆さんに質問してみるとよいでしょう。(その際は各企業さんの技術スタックや給与水準等の条件をしっかり書くようにしましょう)

補足

年齢で不利のある方の転職活動について

20代前半の方たちと比較すると、20代後半以降の方たちのWeb系自社開発企業への実務未経験からの転職は、年齢を重ねるごとに厳しくなっていきます。(これはWeb系エンジニアに限らず世の中の全職種で共通ですが)

モダンなWeb系自社開発企業には、20代前半の方たちからの応募が大量にありますので、その中であえて20代後半以降の方でも採用したいという気にさせるためには、まずはとにかく「よりハイレベルなポートフォリオを作り切ること」「より洗練されたWantedlyプロフィールを作成すること」「より幅広い応募チャネルを活用すること」が大前提となります。

それによって書類選考を突破する確率を高めて面接まで辿り着き、さらにその面接でも「より好印象を残すこと」ができなければなりません。

つまり「全ての面で20代前半の若い方たちを上回ること」が必要になるわけですが、これは「20代前半の方たちよりも数割増しの努力をすればいいだけ」なので、難しいことでも複雑なことでもありません。例えばポートフォリオならより多くの機能を実装するとかよりUI/UXを洗練するとか、エントリー時なら「中の人」へのTwitterへのDMを大量に送るとか、そういう「当たり前のこと」をしっかりやり切れば、20代前半の方たちに勝つことは普通に可能です。

ただし、30代後半を過ぎてくると、実務未経験からいきなり正社員で採用されることは非常に難しいので、就業形態として「単価のかなり低い業務委託やアルバイト」から始めることを前提とした方がよいでしょう。もちろんこの場合は「ハイレベルなポートフォリオ」や「洗練されたプロフィール」「十分な面接対策」は必須です。

また、年齢面で不利のある方は、Wantedlyや企業ホームページ等を使った「正攻法」の転職活動だけではなく、当サロンのようなオンラインコミュニティや、あるいは何らかのもくもく会や勉強会や、技術コミュニティのイベント等で直接色々な人に話しかけて人脈を構築して、その人脈内から仕事のお話を頂くという戦略も必要になるでしょう。

転職活動中の外部発信について

転職活動中も、可能であればポートフォリオの改修は引き続きおこなって、GitHubに「草」を生やしておきましょう。

継続的な学習意欲があるかどうかをチェックする企業は多いですし、過去には実際に「GitHubでの継続的な活動が見受けられず、学習意欲の高さを感じられなかった」という理由で不合格になった先輩もいます。

コーディング試験対策

一部の企業においては、面接の前後で「コーディング試験」が課される場合があります。

ホワイトボードに解法を記述していく方式や、コーディング試験用のWebサービスを使用する方式や、課題を出されて期限までに解法を提出する方式などがありますが、「LeetCode」というサービスを使用して、頻出のアルゴリズム問題を解いておけば、対策としては十分でしょう。

下記のリンクをクリックすると、LeetCodeの「Easy」レベルの「Top Interview Questions(面接でよく出題される問題)」を、「Acceptance(難易度と考えてよい。数字の小さい方がより難しい)」の降順でソートした問題の一覧が表示されます。こちらを順番に50問程度解いておきましょう。「Fizz Buzz」等の頻出問題に対して無難に対応できるようになると思います。

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